プレハブ・物置・車庫だけの解体費用はいくら?小規模解体の相場と依頼方法
家じゃなくても解体業者に頼める?
「庭のプレハブ倉庫が古くなったので壊したい」「使っていない車庫を撤去して駐車スペースを広げたい」「物置を片付けて庭を整理したい」——住宅全体の解体ではなく、敷地内の小さな建物だけを解体したいケースは意外と多いです。
小規模な建物でも解体業者に依頼できますし、業者によっては小さな仕事でも快く引き受けてくれます。この記事では、プレハブ・物置・車庫など小規模な解体の費用相場と、スムーズに進めるためのポイントを解説します。
小規模解体の費用相場
| 建物の種類 | サイズの目安 | 解体費用の目安 |
|---|---|---|
| スチール物置(既製品) | 1〜3坪 | 約3万〜8万円 |
| プレハブ小屋 | 3〜6坪 | 約8万〜20万円 |
| カーポート(屋根のみ) | 1〜2台分 | 約3万〜10万円 |
| 車庫・ガレージ(壁あり) | 1〜2台分 | 約10万〜30万円 |
| 木造の小屋・納屋 | 5〜10坪 | 約15万〜40万円 |
| コンクリートブロック造の小屋 | 5〜10坪 | 約20万〜50万円 |
| ビニールハウス(農業用) | 10〜30坪 | 約5万〜15万円 |
費用に幅があるのは、構造・基礎の有無・廃材の量・搬出経路などの条件で変わるためです。コンクリート基礎がある場合は、基礎の撤去費用が追加でかかります。
費用に影響する4つの条件
①基礎の有無と種類
スチール物置のように地面にブロックを置いただけの簡易基礎なら撤去は簡単ですが、コンクリートの布基礎やベタ基礎がある場合は、基礎の解体・撤去に追加費用がかかります。基礎の撤去だけで5万〜15万円程度上乗せされることがあります。
②中の残置物の量
物置やプレハブの中に荷物がぎっしり詰まっている場合、残置物の処分費が加算されます。自分で事前に片付けておけば、その分の費用を節約できます。
③搬出経路
敷地の奥まった場所にある建物は、重機が入れず手作業での解体になったり、廃材の搬出に手間がかかるため費用が上がります。トラックが横付けできる場所であれば、費用を抑えられます。
④アスベストの有無
古いプレハブや倉庫の屋根材・壁材にアスベスト(石綿)が含まれている場合があります。特に波形スレート板は要注意です。アスベスト含有建材の処理には専門の手順が必要で、追加費用が発生します。
自分で解体できる?業者に頼むべき?
| 建物の種類 | DIYの可否 | 理由 |
|---|---|---|
| スチール物置(既製品・小型) | 可能な場合あり | ボルトで組み立てられているため、工具があれば分解可能 |
| カーポート(アルミ製) | 注意が必要 | 屋根パネルの取り外しは高所作業で危険 |
| プレハブ・木造小屋 | 業者推奨 | 廃材の分別処分が必要。産業廃棄物は一般ゴミに出せない |
| コンクリート基礎がある建物 | 業者必須 | 基礎の撤去には重機が必要 |
| アスベスト含有の可能性がある建物 | 絶対にNG | 法律で専門業者による処理が義務付けられている |
DIYで解体する場合の最大の問題は廃材の処分です。解体で出た廃材は「産業廃棄物」に分類されるため、一般の粗大ごみとして出すことはできません。自治体のルールに従って産廃処理業者に処分を依頼する必要があり、その手間とコストを考えると、最初から解体業者に一括で頼んだ方が割安になるケースも多いです。
小規模解体を業者に依頼するときのコツ
①「小さい仕事でも対応してくれるか」を最初に確認
大手の解体業者は小規模な仕事を断ることがあります。地域密着型の業者や、住宅解体と合わせて依頼できる場合は対応してもらいやすいです。
②住宅の解体と同時に依頼すると割安
住宅の建て替えに伴う解体で、敷地内の物置や車庫も一緒に壊す場合は、まとめて依頼した方が割安になります。重機や作業員がすでに現場にいるため、追加コストが抑えられます。
③残置物は事前に処分しておく
物置や車庫の中身を自分で処分しておけば、残置物処分費を節約できます。粗大ごみ回収やリサイクルショップ、フリマアプリなどを活用して、事前に中身を減らしておきましょう。
④写真を送って概算見積もりをもらう
小規模な解体の場合、建物の写真をメールやLINEで送るだけで概算見積もりを出してくれる業者もあります。現地調査の前に大まかな費用感を把握できるので、効率的に業者選びができます。
届出は必要?
小規模な建物の解体では、届出が不要なケースが多いです。ただし、延床面積が80㎡以上の建物は建設リサイクル法の届出が必要です。また、建物が登記されている場合は、解体後に建物滅失登記が必要になります。物置やカーポート程度であれば未登記のことがほとんどなので、滅失登記は不要です。
まとめ
プレハブ・物置・車庫など小規模な建物の解体費用は3万〜50万円と、構造やサイズによって幅があります。DIYで対応できるケースもありますが、廃材処分の手間やアスベストのリスクを考えると、業者に依頼する方が安心です。住宅の解体と同時に依頼すれば割安になるので、建て替え予定の方はまとめて見積もりを取りましょう。
株式会社心和では、物置1つからでも解体工事をお受けしています。「こんな小さな仕事でも頼めるの?」と思ったら、お気軽にご相談ください。