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鉄骨造・RC造の解体工法を比較|圧砕・ブレーカー・カッターの特徴と選び方

鉄骨造・RC造の解体にはどんな工法がある?特徴と選び方を解説

木造住宅の解体は比較的シンプルですが、鉄骨造(S造)や鉄筋コンクリート造(RC造)の解体には専門的な工法が必要になります。工法の選択によって騒音レベル、工期、費用が大きく変わるため、現場条件に合った工法を選ぶことが重要です。

この記事では、鉄骨造・RC造の解体で使われる主な工法の特徴と選び方を解説します。構造別の費用相場については「木造・鉄骨・RC造で解体費用はどう変わる?構造別の相場を比較」もあわせてご覧ください。

鉄骨造・RC造の解体が木造と異なる理由

木造住宅は主に木材でできているため、比較的短期間で解体が完了します。一方、鉄骨造は鋼材、RC造はコンクリートと鉄筋という硬い素材で構成されており、破壊・分離に専門的な重機と技術が必要です。そのため工法の選択が解体工事の品質とコストを大きく左右します。

主な解体工法の比較

工法対象構造騒音振動費用特徴
圧砕工法RC造・SRC造中程度少ない標準圧砕機でコンクリートを挟んで破砕。最も一般的
ブレーカー工法RC造・SRC造大きい大きい標準油圧ブレーカーで打撃破砕。硬いコンクリートに有効
カッター工法RC造小さい小さい高いダイヤモンドカッターで切断。密集地向き
転倒工法RC造の壁・柱大きい大きい安いワイヤーで引き倒す。広い敷地が必要
重機解体工法鉄骨造中程度中程度標準大型油圧ショベルで鉄骨を切断・撤去

圧砕工法

RC造の解体で最も一般的な工法です。油圧ショベルの先端に「圧砕機」と呼ばれるアタッチメントを装着し、コンクリートを挟んで砕きます。ブレーカー工法に比べて騒音と振動が少ないため、住宅地での工事に適しています。砕いたコンクリートの中から鉄筋を分離する作業も同時に行えるため、効率が良い工法です。

ブレーカー工法

油圧ブレーカー(チッパーとも呼ばれる)で打撃を加えてコンクリートを破砕する工法です。圧砕機では割れないほど厚いコンクリートや、基礎部分の撤去に使われます。騒音・振動が大きいため、住宅密集地では使用が制限される場合があります。

カッター工法

ダイヤモンドカッターやワイヤーソーでコンクリートを切断する工法です。騒音・振動が非常に少ないため、病院や学校の近くなど、静粛性が求められる現場で採用されます。ただし、機材のコストが高く、工期も長くなるため、費用は他の工法より高くなります。

鉄骨造の解体工法

鉄骨造は、鉄骨の接合部分をガス切断(酸素アセチレンによる切断)で分離し、重機で搬出するのが基本です。高層の鉄骨建物では上階から順にフロアごとに解体する「階上解体」が用いられることもあります。鉄くずは有価物として売却できるため、費用の一部が相殺される場合があります。

工法選択のポイント

現場の条件おすすめの工法理由
住宅密集地圧砕工法 or カッター工法騒音・振動が少ない
厚いコンクリート基礎ブレーカー工法破砕力が高い
病院・学校の近くカッター工法静粛性が最も高い
広い敷地がある転倒工法効率が良くコストが低い
鉄骨造の建物ガス切断+重機解体鉄骨特有の接合部分を効率的に分離

実際の工事では、一つの現場で複数の工法を組み合わせることが一般的です。上部は圧砕工法、基礎はブレーカー工法というように、部位ごとに最適な工法を使い分けます。

まとめ

鉄骨造・RC造の解体は工法の選択で工期・費用・騒音レベルが大きく変わります。現場の条件に合った工法を選べる経験豊富な業者に依頼することが重要です。

株式会社心和では、木造はもちろん鉄骨造・RC造の解体工事にも対応しております。現場の状況に応じた最適な工法をご提案いたします。千葉県内で解体工事をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。