解体工事の記録と写真撮影|トラブルを防ぐために施主が残すべき証拠
解体工事の写真・記録がトラブル防止のカギ|施主が残すべき証拠とは
解体工事は一度壊してしまうと元に戻すことができません。「工事前の状態がどうだったか」「隣家に元からあった傷なのか」「整地はきちんとされたのか」——こうした証拠が残っていないと、トラブル発生時に施主が不利な立場に立たされることがあります。
この記事では、解体工事のトラブルを防ぐために施主自身が残しておくべき写真・記録について、タイミング別に解説します。
なぜ施主自身の記録が必要なのか
解体業者も工事の写真を撮影していることが多いですが、それはあくまで業者側の記録です。隣家とのトラブルや追加費用の請求など、業者との間で見解が分かれた際に、施主独自の記録があることで客観的な交渉材料になります。スマートフォンのカメラで十分ですので、こまめに記録を残しましょう。
工事前に撮影・記録すべきこと
| 対象 | 撮影のポイント | 目的 |
|---|---|---|
| 解体する建物の外観 | 四方から全体が写るように | 解体対象の記録 |
| 建物の内部 | 各部屋・設備の状態 | 残置物の有無、現状の確認 |
| 隣家の外壁・塀 | ひび割れや汚れがあればアップで | 工事起因か否かの判断材料 |
| 敷地境界の状態 | 境界プレート・杭の位置 | 境界トラブル防止 |
| 前面道路・周辺の状況 | 道路の傷やガードレールの状態 | 工事車両による損傷の証拠 |
撮影時は、日付が記録されるスマートフォンの写真機能で十分です。位置情報(ジオタグ)をオンにしておくと、撮影場所の証拠にもなります。
工事中に確認・記録すべきこと
現場訪問時の確認ポイント
工事中に何度か現場を訪問し、以下のポイントを確認・撮影しておくと安心です。
| 確認項目 | 理由 |
|---|---|
| 養生シートが適切に設置されているか | 粉塵飛散トラブルの防止 |
| 散水が行われているか | 粉塵対策の確認 |
| 廃棄物が分別されているか | 建設リサイクル法の遵守確認 |
| 隣家の状態に変化がないか | 工事中の損傷を早期発見 |
| 工事の進捗状況 | 工期通りに進んでいるかの確認 |
地中埋設物が出た場合
地中埋設物が発見された場合は、必ず現物の写真を撮っておきましょう。追加費用が請求される根拠となるものですので、業者の説明と実物が一致しているか確認することが大切です。
工事後に確認・記録すべきこと
| 確認項目 | 撮影のポイント |
|---|---|
| 整地の仕上がり | 更地全体を複数角度から。凹凸やゴミが残っていないか |
| 隣家の状態 | 工事前の写真と同じ角度で比較撮影 |
| 境界プレート・杭 | 工事前と同じ位置にあるか確認 |
| 前面道路の状態 | 工事車両による損傷がないか |
書類も重要な「記録」
写真だけでなく、以下の書類も大切な記録です。工事完了後に確実に受け取り、保管しておきましょう。
| 書類名 | 内容 |
|---|---|
| 建物取毀し証明書 | 滅失登記に必要な書類。業者から受け取る |
| マニフェスト(産業廃棄物管理票)の写し | 廃棄物が適正に処理された証拠 |
| 工事完了報告書 | 工事の完了を証明する書面 |
| 追加工事の見積書・請求書 | 追加費用が発生した場合の根拠 |
まとめ
解体工事の記録は、トラブルを防ぐ最も手軽で効果的な手段です。スマートフォンでの撮影だけでも十分な証拠になりますので、工事前・工事中・工事後のそれぞれのタイミングで記録を残しておきましょう。
千葉県内の各エリアの解体工事については、千葉市・船橋市・松戸市・市川市をはじめ、対応エリア一覧もご覧ください。
株式会社心和では、工事前後の写真記録を含め、施主様に安心していただける透明な解体工事を行っております。千葉県内で解体工事をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。