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ウッドデッキの解体・撤去|費用相場・DIYとの比較・業者依頼のポイント

ウッドデッキの解体・撤去が必要になるケース

ウッドデッキは屋外に設置されるため、雨風や紫外線にさらされ続けることで劣化が進みます。一般的な天然木のウッドデッキの寿命は10〜15年程度、防腐処理されたものや人工木でも15〜20年が目安です。

以下のような症状が出たら、撤去・交換を検討するタイミングです。

・床板がブカブカする、踏むとたわむ
・木材が腐食してボロボロになっている
・束柱(脚部分)がグラつく
・シロアリの被害が見られる
・塗装が剥げて見栄えが悪い

放置すると、使用中に床板が抜けて怪我をするリスクや、シロアリが住宅本体に移る危険性もあるため、早めの対処が重要です。

ウッドデッキの解体費用の相場

ウッドデッキのサイズ業者依頼の費用目安
小型(〜5㎡・約1.5坪)3万〜6万円
中型(5〜10㎡・約1.5〜3坪)5万〜12万円
大型(10〜20㎡・約3〜6坪)10万〜20万円
特大(20㎡以上)20万円〜

費用はウッドデッキの面積のほか、材質(天然木・人工木)、基礎の構造、搬出経路の状況によって変動します。上記はあくまで目安であり、正確な費用は現地調査後のお見積もりでご確認ください。

ウッドデッキの解体費用を左右する要因

材質の違い

天然木のウッドデッキは腐食が進んでいると解体が容易な反面、木材が崩れやすく作業中の安全確保に注意が必要です。人工木(樹脂木)は耐久性が高い分、切断には電動工具が必要になります。

基礎の種類

束石(コンクリートブロック)を置いただけの簡易基礎なら撤去は容易です。一方、コンクリート基礎を打設している場合は、基礎の撤去に追加費用がかかります。

搬出経路

庭から道路まで解体した木材を運び出す経路が狭い場合、手作業での搬出が増え、費用が上がります。トラックを横付けできる環境であれば効率的に搬出できます。

廃材の処分方法

天然木は産業廃棄物として処分するか、チップ化してリサイクルに回します。防腐剤(CCA処理剤など)が染み込んだ木材は特別な処理が必要になる場合があります。

ウッドデッキの解体はDIYでできる?

小型のウッドデッキであれば、DIYでの解体も不可能ではありません。ただし、以下の点に注意が必要です。

DIY解体に必要な道具

バール、ハンマー、電動ドライバー(ビスの取り外し)、ノコギリまたは丸ノコ(木材の切断)、軍手・ゴーグル・安全靴などの保護具が必要です。

DIYのメリット

業者に依頼するより費用を抑えられます。特に小型で簡易な構造のウッドデッキなら、半日〜1日で解体できるケースもあります。

DIYのデメリット・リスク

・腐食が進んだ木材は予期せず崩れることがあり、怪我のリスクがある
・廃材の処分が手間。自治体によっては粗大ごみとして出せない場合があり、産廃業者への依頼が必要
・大型のウッドデッキは重量があり、一人での作業は危険
・基礎(束石やコンクリート)の撤去はDIYでは難しい

業者に依頼すべきケース

10㎡を超える大型のウッドデッキ、2階バルコニーに設置されたウッドデッキ、腐食がひどく安全に解体できないもの、コンクリート基礎がある場合は、業者に依頼するのが安全です。

DIY撤去と業者依頼の比較

比較項目 DIYで撤去 業者に依頼
費用の目安(10㎡) 5,000〜15,000円(処分費のみ) 5万〜12万円
作業時間 1〜2日(休日作業) 半日〜1日
必要な道具 バール・電動ドライバー・ノコギリ・保護具(自前で用意) 業者が全て持参
廃材の処分 自分で搬出・処分場持ち込み or 回収業者手配が必要 撤去から処分まで一括対応
基礎の撤去 束石は可能。コンクリート基礎は困難 コンクリート基礎含め全て対応可
安全面 腐食した木材の崩落・釘踏み等のリスクあり プロが安全管理の上で施工
おすすめのケース 5㎡以下の小型・束石基礎・腐食が軽度 10㎡以上・コンクリート基礎・腐食が進行

DIYで撤去する場合、最もハードルが高いのは廃材の処分です。自治体によっては木材を粗大ごみとして受け付けていない場合があり、産廃業者への持ち込みが必要になります。千葉県内の処分場情報については、各市町村のホームページでご確認ください。船橋市市川市柏市など人口の多いエリアでは、粗大ごみの回収予約が混み合うことがあるため、早めの手配をおすすめします。

ウッドデッキの解体工事の流れ

ステップ1:現地調査

ウッドデッキのサイズ、材質、基礎の構造、搬出経路を確認し、見積もりを作成します。

ステップ2:床板の撤去

ビスを取り外すか、バールで床板を1枚ずつ剥がしていきます。腐食が進んでいる場合はそのまま割って撤去します。

ステップ3:骨組み(根太・大引き)の撤去

床板を支えている根太と大引きを取り外します。ボルト接合の場合はボルトを外し、金具接合の場合はバールで分離します。

ステップ4:束柱と基礎の撤去

束柱を抜き、束石を撤去します。コンクリート基礎の場合はハンマードリルなどで破砕します。

ステップ5:整地と廃材処分

ウッドデッキがあった場所を整地し、廃材をトラックに積み込んで処分場へ搬出します。

撤去後の選択肢

ウッドデッキを撤去した後のスペースの活用方法も検討しておきましょう。

新しいウッドデッキに交換:人工木(樹脂木)素材なら耐久性が高く、メンテナンスも楽です
タイルデッキに変更:耐久性が高く、腐食やシロアリの心配がありません
砂利敷き・コンクリート仕上げ:庭のスペースとして活用する場合に最適です
芝生や花壇に:ガーデニングスペースとして活用できます

ウッドデッキ撤去後のコンクリート基礎・束石の処理

ウッドデッキを撤去した後、見落としがちなのが基礎部分の処理です。ウッドデッキの基礎構造は大きく3種類あり、それぞれ撤去方法と費用が異なります。

束石(コンクリートブロック)の撤去

最も一般的な基礎方式で、既製品のコンクリート束石を地面に置いて束柱を載せる構造です。束石は1個あたり10〜20kg程度で、人力で撤去できます。

・撤去費用の目安:1個あたり500〜1,500円(処分費込み)
・束石の数は一般的に6〜20個程度(デッキのサイズによる)
・束石を撤去した穴は土や砕石で埋め戻し、転圧して整地

コンクリート土間(べた基礎)の撤去

コンクリートの土間を打設してその上にウッドデッキを設置しているケースがあります。この場合、土間コンクリートの撤去(斫り工事)が必要になり、費用が大きく上がります。

・撤去費用の目安:1㎡あたり3,000〜6,000円
・10㎡の土間の場合:3万〜6万円(ウッドデッキ本体の撤去費に加算)
・ハンマードリルやコンクリートカッターで破砕し、コンクリートガラとして産廃処分
・撤去後は砕石敷き+転圧、または新たに土間を打ち直す選択肢も

独立基礎(現場打ちコンクリート)の撤去

束柱の位置ごとに現場でコンクリートを打設した独立基礎の場合、1基ずつハンマードリルで破砕して撤去します。

・撤去費用の目安:1基あたり2,000〜5,000円
・基礎が深い場合(地中30cm以上)は掘り起こし作業が追加
・鉄筋入りの場合はガス切断が必要になるケースも

基礎の種類 撤去の難易度 費用の目安 撤去方法
束石(既製品) 容易 1個500〜1,500円 人力で撤去・埋め戻し
コンクリート土間 やや大変 1㎡あたり3,000〜6,000円 ハンマードリルで破砕・産廃処分
独立基礎(現場打ち) 中程度 1基2,000〜5,000円 掘り起こし・破砕・埋め戻し

基礎まで撤去するかどうかで費用が大きく変わるため、見積もり時に「基礎撤去込みか」を必ず確認してください。千葉市成田市など千葉県内の戸建て住宅では、束石タイプが多く見られますが、近年はコンクリート土間の上に設置するケースも増えています。

廃材の処分方法と費用内訳

ウッドデッキの解体で発生する廃材は、素材ごとに分別して処分する必要があります。廃材の種類と処分費用の内訳は以下の通りです。

廃材の種類 主な該当部材 処分費の目安 処分方法
木材(天然木) 床板・根太・大引き・束柱・手すり 1㎥あたり5,000〜10,000円 産業廃棄物(木くず)として処分。チップ化リサイクルも可能
木材(人工木・樹脂木) 床板・幕板 1㎥あたり8,000〜15,000円 産業廃棄物(廃プラスチック類)として処分。天然木より処分費が高い
金属部品 ビス・ボルト・金具・束柱金物 無料〜有価買取 金属スクラップとしてリサイクル。量が多ければ買取対象
コンクリートガラ 束石・独立基礎・土間コンクリート 1tあたり3,000〜6,000円 産業廃棄物(がれき類)として処分。再生砕石にリサイクル
防腐処理木材(CCA処理等) 防腐処理済みの構造材 1㎥あたり15,000〜25,000円 特別管理産業廃棄物として処理が必要な場合あり。通常の木くずより高額

10㎡程度のウッドデッキの場合、廃材の総量は0.5〜1.5㎥程度が目安です。天然木で束石基礎の一般的なウッドデッキなら、処分費は1万〜2万円程度が相場です。ただし人工木やCCA処理木材の場合は割高になります。

まとめ|ウッドデッキの撤去は早めの判断が大切

劣化したウッドデッキを放置すると、怪我やシロアリ被害のリスクが高まります。小型なら3万円程度から撤去でき、新しいデッキやタイルへの交換で住まいの快適性を向上できます。

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